※当校のExcel VBAコースを補足する内容となっています。

【Sample1】では、実際にVBAでプログラムを書いて動かしてみました。コンピュータを動かすためのプログラミング言語と、人が理解できる言語(自然言語、といいます)とは全く違うため、「分からない」「難しい」と感じたかもしれません。

しかし、どんなに長くて複雑そうなプログラムでも、単純な処理が組み合わされて作られています。

すべてのプログラムの基本となる、「プログラムの3つの基本構造」について説明します。

プログラムの3つの基本構造とは

順次実行

書かれた処理は、上から順番に一つずつ行う

条件分岐

ある条件を満たしているかどうかによって、処理の流れが分岐する

繰り返し

決まった回数や、ある条件を満たすまで、一連の処理を繰り返して実行する

はじめは難しそうに思えるけど、プログラミングの基本となる処理は、3つだけ[*]なんだ。

どんな複雑なプログラムも、簡単な命令文をこの3つの要素で組み合わせて成り立っているよ。

どんなプログラムも?ちょっと信じられないけど…

コンピュータに「したいこと」「させたいこと」を、具体的な(何を、どうする)手順で書く。その繰り返しでプログラムは出来ています。そのイメージをつかめるようにしましょう。


[*]「呼び出し」を加えて、4つの基本要素と言う場合もあります。